今週は、アメリカのコメディアン、ジョージ・カーリンの言葉をご紹介します。
"Always do whatever's next." (George Carlin)
ヒント:
always = 常に、いつでも
whatever's (whatever is) ~ =(何であれ~なもの)
日本語にすると・・
「常に次の行動を取れ」
「次に何をしたらいいだろうか」という問いかけへの答えのようなものです。
ただ、これはコメディアンの言葉なので、ちょっとユーモラスな響きがあります。
目的を持ってであれ、何気なくであれ、あるいは仕方なくであれ、何でも次にすることが必然的に「次の行動」となりますからね。
つまり、「次の行動=次の行動」と当たり前のことを言っているわけです。
でも、この言葉は別の意味にもとれます。
それは、「前進したければ、同じことをし続けていてはいけない。次に取るべき行動が何であるのかを見い出せ」ということです。
成功を収めた時、同じことを続けていると、ある程度は成功も続きます。
でも、そのうちにそれが習慣となり、惰性となって、状況の変化に気づけないなら、後退し始めます。
だから、常に先のことを見越して、「次」にどんな行動を取るべきかを考えたほうがいいのです。
失敗や損失にも、当てはめることができます。それについていつまでも嘆いていては、前進できません。
やはり、「次」の行動に出ないといけないのです。それができる人は、失敗を成功への足がかりに変えられます。
卓球の張本智和選手は、親から次のように教えられているそうですよ。
「今日勝ったからといって、明日も絶対に勝てるわけじゃない。
どんなに良い成績でも、この試合が終われば、明日はまたゼロからのスタート」
成功しても、失敗しても、それはすでに過去のこと。
いつまでも同じ成功を続けられる保証はないし、いつまでも失敗を嘆く必要もありません。
未来へ向かって進むには、常に次の行動を取りましょう!
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