今週の英語名言は、イギリスの詩人トーマス・ロベル・ベドスの言葉です。
"If there were dreams to sell, what would you buy?" (Thomas Lovell Beddoes)
ヒント:
if there were~ = もし~があったら("If"で始まる文章に過去形の動詞を使うのは、現実にはないことを仮定・想像・願望する表現です)
what would you~ = あなただったら何を~するか
先回同様、一つ一つの言葉は難しくありませんが、文法に少し戸惑うかもしれませんね。
逆に、上のヒントの「~」部分に知っている単語を入れていけば、すぐに意味が分かりますよ。
日本語では、こんな意味になります。
「もし夢を売っていたら、あなたはどんな夢を買うだろうか」
夜、寝る前に、「こんな夢を見たいなあ」と思ったことはありませんか? 何か楽しいことをしている夢・・前から行きたかった場所に行ったり、好きな人と一緒に過ごしたり、美味しいものをたくさん食べたり・・それは、人によって様々ですね。
では、夜の夢ではなく、人生の夢について考えてみましょう。
「あなたの夢はなんですか?」
おそらく、即答できる人は少ないと思います。この人生の現実を生きていく中で、夢は頭の片隅に追いやられ、もう、そこにあることさえ気づいていないかもしれませんね。
では、考えてみましょう。
「もし、何の制限もなければ、あなたは何をしたいですか?」
実は、人生の夢は夜の夢よりもかなえやすいのです。夜、どんな夢を見るかはコントロールできませんが、人生は自分の決断や行動によって変えられますから。
ただ、「夢を買う」と表現されているように、それには代価がかかります。代価の大きな夢もあれば、小さな夢もあります。どんな代価を払ってもかなえたい夢もありますよね。
そういったことを念頭に、自分にはどんな夢があるのか、一体何をしたいのかを考えてみてください。それを明確にしないかぎり、夢がかなうことはないのです。
そして言うまでもなく、その夢をかなえるためのステップを踏んでいくことは大切です。
夢に向かって前進するうちに、「もっと大きな代価を払っても構わない」と思えるほど、ワクワクしてくることもありますよ!
では、もう一度質問を・・。
「もし夢を売っていたら、あなたはどんな夢を買いますか?」
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