すべきでないこと、待つべきこと

今回ご紹介するのは、アメリカの哲学者・心理学者ウィリアム・ジェームズの英語名言です。


"Wisdom is learning what to overlook." (William James)


ヒント:

what to~ = 何を~(する)か

overlook = 見過ごす、目をつぶる


日本語では、こうなります。


「知恵とは、何に目をつぶるかを学ぶこと」


たとえば、人間関係。


相手の間違いに気づいても、言わないほうがいい時や、少し待って様子を見たほうがいい時ってありますよね。


でも、言ってあげたほうがいい時だって、もちろんあります。

何に目をつぶるかを学ぶことは、何に目をつぶるべきでないかを学ぶことでもありますから。


そして、仕事や目標達成についても、何に目をつぶる(手を付けない、保留にしておく、気に留めない)かを学ぶ必要があります。


たとえば・・

したいけれど、する必要のないこと。

する必要はあっても、今のところは待ったほうがいいこと。

気にかかるけれど、ほっておいてもかまわない小さな問題。


その全てに今取り掛かろうとすると、本当はしているべきだったことができなくなったり、あるいは、やりすぎで疲れてしまったりします。


私たちに与えられた身体は1つ、時間は1日に24時間だけ。

それをうまく使えるように、すべきこととすべきでないことを見極め、そして、すべきことには優先順位をつける必要がありますね。


何に目をつぶるかを知る知恵、身に着けていきたいですね。


May Your Dreams Come True!

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