「できる」と信じることの大切さ

今週の英語名言は、米国の化粧品会社創業者メアリー・ケイ・アッシュの言葉です。


"If you think you can, you can. And if you think you can't, you're right." (Mary Kay Ash)


ヒント:

right = この場合は、日本人がよく知っている「右」ではなく、「正しい、その通り」という意味です。


訳してみましょう・・


「できると思えば、できる。できないと思えば、確かにできない」


「You're right」は、よく相づちのように使われ、「そうだね、本当ね、その通り」など、相手の言っていることへの同意を表します。

この場合は、「本当はできるはずなのに、もったいない。でも、自分がそう思いこんでいるなら、できるはずないわね」という意味になります。


できると思う人は、トライします。1回目が駄目でも、2回、3回と、できるまでやり続けます。

できないと思う人は、トライさえしないことがほとんどです。たとえトライしたとしても、生半可な気持ちなので能力を充分に発揮できず、ほぼ間違いなく失敗に終わることでしょう。


メアリー・ケイ・アッシュは、マルハナバチのピンをよく服に留めていました。

マルハナバチとはミツバチより少し大きいハチで、体の割には羽が小さいため、飛ぶことは航空力学上不可能だと言われていました。

でも、マルハナバチはそんなことお構いなしに、自由に空を飛び回っています。

(現在ではなぜ飛べるのかが解明されていますが、それもまた、マルハナバチには関係ないことです。「やっぱり飛べるね」と言われるずっと前から、すでに飛んでいるのですから。)


そんなマルハナバチのように、彼女は周りから反対され、「それは不可能だ」と言われても、「いや、できる」と自分の信念を貫き、実際に多くのことをやり遂げていきました。

そして、ついにアメリカ有数の化粧品会社メアリー・ケイを作り上げたのです。


先回のテーマは意志でしたが、意志によって信じることができるし、信じることによって意志は強められます。

意志を強める方法については、また後日書きたいと思いますので、お楽しみに。


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