明確なゴールを定めることの大切さは、どれだけ強調しても足りないほどです。また、目標達成のために具体的な計画を立てる必要があることも、『夢や目標の実現には具体的な計画を』という記事で書いたとおりです。
ただ、ゴールにたどり着く方法を常に見直し、必要に応じて修正することも覚えていたほうがいいかなって思います。
今いるところから目的地へ行くための道筋を計画したとしても、必ずしもその通りに行けるわけではありません。工事中や事故で進めないこともあるでし、逆に、新しい道ができていて、そちらを通れば早く行けるということもあります。
そういったことは、実際の土地や場所のことならかなり明白だし、道筋変更の判断もさほど難しくないかもしれません。でも、目標や夢を実現することに関しては、特にそれが何か新しいことであれば、そうはっきりと状況を判断できないことが多いのです。
危険のしるしがあるのに無視して進むと、とんでもない事態に陥るかもしれません。
また、状況次第では逆方向と思える方向に行ったほうがいいこともあります。近道のように見えても渋滞で時間がかかることがあれば、遠回りのように見えても実際にはより早く、あるいはより容易に進めるということだってあるからです。
ゴールは変えないけれど、そこへたどり着く方法については柔軟であるべきです。すでに立てた計画の詳細や特定の方法に執着して、新しい状況において柔軟に対応できないと、大変なことになったり、夢や目標をあきらめることになりかねません。
時々立ち止まり、考えてくださいね。これからも同じ計画に沿って同じ方法で進むべきなのか、あるいは、計画を見直し調整すべきなのかを。
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